特定技能外国人雇用をお考えの企業様へ

For Companies

特定技能制度について

日本の企業が人手不足を解消するために、人材確保が困難な状況にある産業分野に限り、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れる在留資格制度であり、日本の企業で即戦力として働くことができます。

電話対応をする外国人従業員

特定技能1号の条件について

  • 技能実習生として約3年以上の経験があり、技能実習生2号を良好に修了した方(同分野)。
  • 対象となる産業分野の技能評価試験・日本語能力試験(JLPT)のN4レベル以上を合格した方。

特定産業分野

1 介護
2 ビルクリーニング
3 工業製品製造業
4 建設
5 造船・舶用工業
6 自動車整備
7 航空
8 宿泊
9 自動車運送業 ※
10 鉄道
11 農業
12 漁業
13 飲食料品製造業
14 外食業
15 林業
16 木材産業

※ 省令等改正後、受入れ可能

支援内容について

私たち(登録支援機関)は、特定技能1号の外国人が日本の受入れ企業でスムーズに働けるよう職業生活上、日常生活上、社会生活上の支援の実施に関する計画を作成して支援します。

1.支援計画の策定・実施(登録支援機関委託)

支援計画の作成
  • 在留許可申請に当り、支援計画を作成し、申請の際に書類提出。
支援計画の主な記載事項
  • 支援として必要であると省令で定められた10項目の実施内容・方法等
  • 支援の実施を契約により他の者に委託する場合の当該他の者の氏名及び住所等
  • 支援責任者及び支援担当者の氏名及び役職等
支援計画実施と登録支援機関への委託
  • 支援委託契約を締結

2.支援計画の内容

入社前
  • 1 事前ガイダンス
  • 2 出入国する際の送迎
  • 3 住居確保・生活に必要な契約支援
  • 4 生活オリエンテーション
  • 5 公的手続等への同行
入社後
  • 1 日本語学習の機会の提供
  • 2 相談・苦情への対応
  • 3 日本人との交流促進
  • 4 転職支援(人員整理等の場合)
  • 5 定期的な面談・行政機関への通報

よくあるご質問

FAQ

  • 仕事の進め方について伝えておくべきことはありますでしょうか

    日本の多くの企業では、「報告・連絡・相談」が重視されます。仕事を進める前に、このプロセスについて共通理解を持つことが大切です。

  • 注意の仕方について教えてください。

    日本の企業でも、パワーハラスメントを避けるため、仕事に関する注意もできるだけ人前ではなく個別に行うのが一般的になってきました。人前で叱責することで相手のプライドを傷つける可能性があるため、注意が必要な場合は、個室で一対一で指摘するようにしましょう。

  • 使わない方が良い言葉はありますか?

    「大丈夫ですか?」や「いいです」といった日本語の表現は、外国人には「YES」なのか「NO」なのか分かりにくい場合があります。はっきりとした言い方を心掛けましょう。

  • 外国人社員がよく遅刻します。どう対応すれば良いですか?

    時間に対する感覚は国によって異なります。遅刻や時間管理の重要性について丁寧に説明し、理解を得るようにしましょう。

  • 笑う時に口に手を当てるしぐさで「どうした?」と、よく質問されます?

    日本では問題のない身振りでも、外国ではマナー違反とされることがあります。例えば、笑う時に口に手を当てるしぐさや「手刀」のしぐさは、他の国では異なる意味に受け取られることがあります。異なる文化に配慮した対応を心掛けましょう。相手にどう感じるのかを聞いてみるのもよいでしょうね。

  • 価値観の違いについてどう理解すれば良いですか?

    仕事とプライベートのバランスについて、日本とは異なる価値観を持つ場合があります。文化の違いを理解し、尊重することが大切です。

  • 差別的な言動を避けるためにはどうすればよいですか?

    意図せず差別的な言動をしないように、経営陣や担当者がコンプライアンスをしっかりと理解し、職場全体に浸透させることが重要です。例えば、身体的な事は変えることが難しい場合が多いです。海外では例え褒め言葉でも身体的特徴については言わないそうです。

  • 外国人社員と円滑な関係を維持するにはどうすればよいですか?

    外国人社員に日本特有の文化や価値観を押し付けないようにしましょう。外国人社員が疑問を持ちやすい点については、改善点を見つけてお互いに理解し合う姿勢が大切です。

  • 外国人社員に伝わりやすい話し方はありますか?

    日本語に不安がある外国人社員にも伝わりやすいように以下の点を注意しましょう。
    ・ゆっくり話す
    ・短く簡潔に話す
    ・意味が伝わらない場合は、類似の言葉に変えて説明する
    ・「えー」「まぁ」などの意味のない言葉を避ける
    ・方言や地域特有の言葉を使わない

  • 外国人社員との交流を深めるには、どのような方法があります。

    文化交流のための懇親会を行ったり、日常会話や仕事の専門用語の勉強会を開いたり、日本人社員向けに彼らの母国語の勉強会を開いたりなどコミュニケーションが取れる場を設けていただければと思います。また、外部機関のサポートを受けることで、これらの異文化コミュニケーションをスムーズに行うことができます。登録支援機関などにサポートを依頼することで、自社の負担を減らし、外国人社員の安定した雇用環境を整える手助けになります。

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